温泉に入って心も体もリラックスして、健康になろう!

温泉にはメリットがたくさん!

あー、今週も疲れた。温泉に行きたいですね!

温泉で疲れを癒やしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

温泉にはさまざまな泉質がありますが、近年、健康効果を科学的に検証する研究も進んできました。

温泉の定義

温泉は、「源泉法」により、きちんと定義されています

源泉温度が25℃以上であること。

「源泉法」の定義によれば、4つの種類に分類されています。温度の低い方から、水温が25℃未満の冷鉱泉。次に、25~34℃未満の低温泉。そして、34~42℃未満の温泉。最後に、42℃以上の高温泉です。

温泉地の大浴場ではほとんどの場合42℃前後に温度設定されているため、多くの人が温泉としてイメージするのは、温泉または高温泉ではないでしょうか。

実際には、「冷鉱泉」「低温泉」が源泉である温泉地もありますが、入浴で最も気持ちよく感じる温度は42℃と言われているため、ほとんどの場合は加熱しなければなりません。また、温泉の温度が高ければ高いほど、含まれる効能成分も増える傾向にあります。

特定の19の成分のうち、1つ以上が規定値に達していること

「リチウムイオン」「水素イオン」「ヨウ素イオン」「フッ素イオン」「メタけい素」「重炭酸そうだ」など、特定の19の成分のうち、1つ以上が規定値に達していることです。この二つの条件は必須条件ではなく、どちらか一つでも満たしていればよいことになっています。

つまり、源泉温度が25℃以上あるか、それより低い温度の場合でも、19の特定成分が1つでも規定値に達していれば、源泉法上は「温泉」ということになります。

さらに温泉は、含有成分の種類と量により、「単純泉」「塩化物泉」「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「含よう素泉」「二酸化炭素泉」「含鉄泉」「硫黄泉」「酸性泉」「放射能泉」の10の泉質に分類されています。

日本の温泉で最も多いのは単純泉であり、源泉数の約32%を占めています。単純泉とは、温泉成分が規定値に満たない泉温25度以上の温泉のことです。クセが少なく、肌触りも柔らかくて刺激が少ないことが特徴で、誰でも安心して入浴することができます。

温泉の効果

温泉が体にいい理由は、大きく2つ。1つは体をあたためる温熱作用のほか水圧・浮力、清浄作用など、私たちの体に物理的に働く効果。もう1つは、温泉の成分が皮膚を通して体内に吸収され、体の機能が健康になる化学的効果です。

さらに、温泉にはこの2つだけでは説明できない特別な効果も。「温泉に行くとなんとなく気分がリフレッシュする」と感じたことはありませんか? この現象は、広く「総合的生体調整作用」と呼ばれます。

たとえば、血圧やホルモン値が高い人は低くなり、低い人は高くなるというように、自然治癒力で体の機能を正常に導く作用があるといわれています。

①温熱効果

温泉につかると、体が温まり血管、特に末梢血管が広がります。血管が広がると血の巡りがよくなるため、酸素や栄養を含んだ新鮮な血液が全身に行きわたりやすくなり、血液中の老廃物や二酸化炭素を運ぶ機能が活発化します。

つまり、新陳代謝がよくなって、体内の不要物質の排泄を促してくれるということです。

もちろん、疲労物質である「乳酸」も排出されるため、疲労回復の効果も期待できます。

②水圧効果

湯船につかったとき、体の表面が静水圧という水による圧力を受けることで、全身に圧力がかかり生まれる効果のことです。

静水圧によって内臓や全身が刺激され、運動することで自然と緩やかなマッサージ効果を全身に受けることができます。

湯船につかると自然と息がもれるのは、この静水圧によってお腹やおしりが縮むためです。

③浮力効果

温泉につかると、水の中でかかる浮力によって、体重が軽く感じられます。これによって得られる効果が、浮力効果です。

温泉に首まで浸かった場合、体重は約10分の1にまで減少し、体を自由に動かすことができるようになります。

これにより、全身を支えていた関節や筋肉にかかっていた負担が小さくなり、全身をリラックスさせることが可能です。

また、体が軽くなったことで、筋肉が緩むため、出される脳波が「α波」という状態になり、体だけでなく脳もリラックスした状態になりやすくなります。

④発汗の効果

現代人は、運動不足やクーラーの使用によって、汗をかきにくくなっています。

汗をかく機会が減ることで汗腺の機能が低下しやすくなってしまいますが、実は水銀をはじめとした金属系の物質は、汗でなければ排出できないのです

汗をかかずに排出できなかった金属系物質が体内に蓄積すると、頭がぼーっとして判断力が低下したり、怒りっぽくなったりするなど、体にとってあまりよくない症状が現れる可能性があります。

また、汗腺の機能が低下した状態で汗をかくと、本来は排出されるべきではないミネラルなどの大切な成分も、一緒に排出されてしまうこともあります。

体にとってよくないこれらの症状が出ないよう、意識をして汗をかくようにすることが大切です。

健康効果を高める温泉の入浴方法

かけ湯をして半身浴から始める。

かけ湯をして半身浴から始め、湯船を出るときはゆっくりと。上がり湯は必要ありませんが、体にしみるような泉質(含鉄泉、酸性泉、硫黄泉、放射能泉)の場合は上がり湯をしたほうがよいでしょう。

入浴前後には忘れずに水分補給をしましょう。入浴後のビールは格別ですが、水分補給にはなりません。ビール以外で水分をきちんととりましょう。

入浴剤で、家に居ながらにして温泉気分!

日本の大手メーカーが出している入浴剤の多くは、効果が科学的に証明されています。入浴剤には塩素を除去する作用もあるので、さら湯よりも入浴剤を使うほうがメリットは多くあります。

いろいろな種類がありますが、化粧品あるいは医薬部外品として登録されている成分が明らかなものを選びましょう。

まとめ

熱海市で3,000人以上を対象に調査したところ、自宅に温泉を引いている人では、血圧の薬を飲んでいる人の割合が温泉を引いていない人と比べて少ないということが判明しました。

また、週に1回以上温泉に入っている人は、悪玉コレステロールが低く、善玉コレステロールが高いという結果も分かりました。

悪玉コレステロール値が高いと、動脈硬化を引き起こすリスクが高まりますが、温泉入浴の習慣がコレステロール値の改善につながる可能性があると考えられています。

また、温泉に入ることで、血を若返らせると言われる一酸化窒素(NO)が増えることが分かっています。温熱効果と合わせて、血の巡りだけでなく血液自体の性質も改善することで、動脈硬化の予防に効果的であると考えてよいでしょう。

私は、栃木の温泉が好きですね。冬の露天風呂は雪が降る中、風情もあり最高です。

今回は書ききれないのですが、また温泉の名所の紹介もしていきます。乞うご期待!

内容引用-参考ブログ


https://hotelthescene.com
https://cs.sonylife.co.jp

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です